背景
標準偏差は,VAR.S関数の平方根をとって算出することもできる。そこで,VAR.S関数を利用して標準偏差を求めた場合と,STDEV.S関数で標準偏差を直接求めた場合とで一致桁数を比較した。
検証環境
Excel 2013(64bit) + Windows 10 Pro(64bit)CPU: Core i7 2.4GHz
RAM: 16GB
仮想メモリ: OFF
検証方法
以下の手順で検証した。- 標本数nの一様乱数を生成する。
- VAR.S関数で分散を計算する。
- その平方根をとって,標準偏差とする。
- この結果と,生データから直接,STDEV.S関数で求めた結果との一致桁数を算出する。
結果
いくつかの条件で試したところ,条件によらず,15桁まで一致した。平方根をとるだけなので,さすがに内部で特殊なことはしていないということか?
VAR.P関数,STDEV.P関数についても同様の検証を行ったが,同じ結果であった。
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