2013年4月1日月曜日

図形オブジェクトの移動量(微動量)

Excelでは,図形オブジェクトを選択した状態で,Ctrl + 矢印 キーを押すと,オブジェクトの位置を微調整できる。

このとき,Ctrl + 矢印 キーを1回押すごとの移動量(微動量)はウィンドウのズーム倍率に依存する。

実験して確認したところ,
微動量y(pt)とズーム倍率x(%)との関係は,次式で表されるようである。

     y=75/x


この計算式で計算した微動量は下記のとおり。


ズーム倍率 %微動量 pt
501.5000
751.0000
1000.7500
1250.6000
1500.5000
2000.3750
2500.3000
3000.2500
3750.2000
4000.1875


ただし,浮動小数点計算に由来する誤差なのか,ズーム倍率によっては,小数点の下位のほうの桁に誤差を生じるようである。

例: ズーム倍率200%のとき,計算上の微動量は75/200=0.375000ptとなるはずであるが,実際には,0.375039ptとなる。




確認環境

Excel 2013(64bit) + Windows 7 Professional(64bit)



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